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プレスリリース

令和4年度我が国周辺水域の水産資源に関する評価結果が更新されました(ソウハチ北海道北部系群、マガレイ北海道北部系群)

令和5年6月9日
水産庁

国立研究開発法人水産研究・教育機構において、資源評価対象魚種192魚種のうち、最新の解析に基づき令和4年度のソウハチ、マガレイの2魚種2系群の資源評価結果が更新されましたのでお知らせいたします。

1.趣旨

水産資源の適切な保存及び管理に資するため、国立研究開発法人水産研究・教育機構及び関係都道府県の試験研究機関等からなる共同実施機関への事業委託により、毎年、我が国周辺水域の主要な水産資源について資源調査・評価が行われ、結果が公表されています。
今回、ソウハチ北海道北部系群及びマガレイ北海道北部系群の2魚種2系群について、資源評価結果が最新の解析に基づき更新され、その概要及び詳細が国立研究開発法人水産研究・教育機構のホームページに公表されました。
国立研究開発法人水産研究・教育機構HP
https://www.fra.affrc.go.jp/shigen_hyoka/SCmeeting/2019-1/

2.資源評価結果の更新の概要

ソウハチ北海道北部系群、マガレイ北海道北部系群ともに令和4年度に余剰生産量モデルに基づき、MSYベースの目標管理基準値案が示されましたが、今回最新の解析に基づき、目標管理基準値案の更新結果に加え、漁獲シナリオ案及び漁獲シナリオに応じた毎年の資源量や漁獲量の推移(予測)が取りまとめられ、それらの結果が公表されました。
現状の漁獲圧は、両魚種とも目標達成に加え、リスクを一定以下に抑えるために推奨される漁獲圧の最大値を下回っています。
今後、水産庁と上記の共同実施機関と漁業者を含む利害関係者等で、資源管理目標や漁獲シナリオ等について検討することとされています。

お問合せ先

(資源評価結果の公表について)
水産庁増殖推進部漁場資源課
担当者:加賀、大沼、岸
代表:03-3502-8111(内線6800)
ダイヤルイン:03-6744-2377

(資源評価結果の内容について)
国立研究開発法人水産研究・教育機構水産資源研究所
担当者 : 上原、西田
代表:045-788-7615(内線7960)

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