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プレスリリース

民間企業による「副業・ボランティアによる農作業支援」の取組が山形県と長野県で始まります！

令和5年6月9日
農林水産省

農林水産省は、「農業労働力確保支援事業」を通じ、産地における農業の労働力確保の取組を推進しています。この度、本事業で支援している山形県農業労働力確保対策実施協議会及びJA長野県農業労働力支援センターと連携し、東日本旅客鉄道株式会社（JR東日本）を含む複数の民間企業が、社員の「副業・ボランティアによる農作業支援」に取り組むことになりましたので、お知らせします。

概要

農業現場での収穫期等における労働力不足が深刻化する中、産地において、学生や主婦、副業の会社員等の多様な人材を確保するための取組が進められています。

この度、こうした取組の一環として、農林水産省が「農業労働力確保支援事業」で支援している山形県農業労働力確保対策実施協議会及びJA長野県農業労働力支援センターと連携し、東日本旅客鉄道株式会社（JR東日本）を含む複数の民間企業が、山形県と長野県において、労働力募集アプリを活用して社員の「副業・ボランティアによる農作業支援」に取り組むことになりました。

山形県では、JR東日本・東日本電信電話株式会社（NTT東日本）・東北電力株式会社の3社が連携し、今年度はさくらんぼの収穫を中心に実施する予定です。

また、長野県では、JR東日本・KDDI株式会社・中部電力株式会社の3社が連携し、今年度は果樹（りんご、ぶどう等）の摘果・摘粒・収穫等を実施する予定です。（あわせて、本取組に参加していただける企業をJA長野県農業労働力支援センターにて募集します）

農林水産省は、山形県農業労働力確保対策実施協議会とJA長野県農業労働力支援センターに対し、労働力募集アプリの導入や利用促進活動を行うための費用を支援しています。

農林水産省では、今後とも、このような多様な人材の確保に取り組む産地を支援することにより、労働力不足の解消に努めてまいります。

プレスリリース（山形県農業労働力確保対策実施協議会）（外部リンク）

プレスリリース（JA長野県農業労働力支援センター）（外部リンク）