外務省・新着情報

令和5年6月12日
アブダッラーUAE外相と握手をする林大臣
アブダッラーUAE外相と会談する林大臣

 6月12日、午前11時から約70分間、林芳正外務大臣は、訪日中のアブダッラー・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン・アラブ首長国連邦(UAE)外務大臣(H.H. Sheikh Abdullah bin Zayed Al Nahyan, Minister of Foreign Affairs of the United Arab Emirates)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、アブダッラー外相の5年ぶりの訪日を歓迎するとともに、両国の協力はあらゆる分野にわたり、両国内に留まらず、地域や第三国等のより広範な場所で行われるようになっている旨述べました。また、スーダンからの在留邦人退避に際するUAEの協力に感謝の意を伝えました。これに対し、アブダッラー外相から、日本との一層の二国間関係強化への強いコミットメントが表明されました。
  2. 林大臣から、法の支配や国連憲章の諸原則の重要性を強調し、先日のG7広島サミットにおいてG7、招待国、ウクライナの首脳間でこの点につき一致したことを紹介しました。これに対し、アブダッラー外相から、国連安保理での協力を含め、日本と緊密に連携していきたい旨述べました。
  3. 両大臣は、「包括的・戦略的パートナーシップ・イニシアティブ(CSPI)」の下で、引き続き、連携していくことで一致するとともに、防衛分野での協力やウクライナ情勢についても意見交換を行いました。
  4. また、両大臣は、中東情勢及び北朝鮮を含む東アジア情勢についても意見交換を行いました。

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