外務省・新着情報
令和5年6月12日
- 6月12日、岸田文雄総理大臣は、シルビオ・ベルルスコーニ・イタリア上院議員（Hon. Senator Silvio Berlusconi）が同日に逝去したことを受け、ジョルジャ・メローニ・イタリア共和国首相（H.E. Ms. Giorgia Meloni, President of the Council of Ministers of the Italian Republic）宛てに弔意書簡を発出しました。
同書簡において、岸田総理大臣は、ベルルスコーニ上院議員の訃報に接し、深い悲しみに包まれている旨を述べた上で、日本国政府及び日本国民を代表し、イタリア共和国とイタリア国民の皆様に対して、心から哀悼の意を表する旨述べました。また、岸田総理大臣は、ベルルスコーニ上院議員が4度にわたり首相を務め、その間、G8北海道洞爺湖サミットに出席したことや、2011年の東日本大震災の際に頂いた支援に触れつつ、日本とイタリアの関係の発展に尽力したベルルスコーニ上院議員に心からの敬意を表しました。 - また、同日、林芳正外務大臣は、アントニオ・タヤーニ・イタリア共和国副首相兼外務・国際協力相（H.E. Mr. Antonio Tajani, Vice-President of the Council of Ministers and Minister of Foreign Affairs and International Cooperation, the Italian Republic）宛てに弔意書簡を発出しました。
書簡の中で、林大臣は、ベルルスコーニ上院議員の訃報に接し、イタリア共和国とイタリア国民の皆様に対して、謹んで哀悼の意を表する旨述べた上で、長年にわたり同上院議員と政治活動を共にしてきたタヤーニ外相や御遺族が、この悲しみを一日も早く乗り越えることを祈念する旨述べました。林大臣は、サミットにおける取組等を通じて、国際社会の課題の解決に大きな役割を果たされた同上院議員の功績をしのびました。