経産省・新着情報

2023年6月16日

経済産業省は、6月15日に、映像・芸術文化を通じた魅力あるまちづくりに向け、大臣官房福島復興推進グループ内に「福島芸術文化推進室」を新たに設置しました。

1.設立経緯及び看板掛け

経済産業省では、昨年7月、若手の有志職員が「福島浜通り映像・芸術文化プロジェクト」を立ち上げ、地元の皆様とも連携して、映像・芸術文化を通じた魅力あるまちづくりに向けた取組を推進してきました。

今年度から活動をより本格化させ、芸術家の滞在制作支援や、映画や音楽に関するイベント開催などを予算事業として新たに実施することに伴い、これらの取組を組織的に推進するため、「福島芸術文化推進室」を設置しました。

本日午前中に、大臣官房福島復興推進グループの執務室前において西村経済産業大臣と若手チーム員で看板掛けを行いました。

看板の字は西村経済産業大臣の直筆となり、看板を掛けた後には大臣から若手チーム員への激励が行われました。

 

2.「福島芸術文化推進室」の設立に際しての西村経済産業大臣コメント(6月16日西村経済産業大臣閣議後記者会見発言)

経済産業省ではこれまで様々な形で福島の復興に取り組んできたところであります。特に立地補助金などの施策を通じまして、被災地に400件以上の企業立地を行い4,500人以上の新規雇用を生み出してきておりますし、約2,700の事業者の再開を支援してきました。

今回このような企業立地、なりわい再建への支援に加えて、新たに芸術文化の力を活用し、魅力あるまちづくりに向けた取組、これを加速していくことにいたしました。既に昨年も双葉町でありましたけれども、地元の学生が映画を作ったり、若い人たちが福島の将来を作っていくというそうした思いを応援していくものであります。

この活動の中核を担うのが私ども省内の有志職員、特に若手の職員であります。普段はそれぞれ省内の部署で別の業務、本来の業務を担当しておりますけれども、福島の復興が重要であるという思いの中で、言わば省内の副業的に自ら手を挙げて考え取り組んでいくと、そういう姿勢を示してくれた職員の皆さんであります。

この中には震災以降に入省した職員も数多くいますけれども、是非新しい発想で今後福島の浜通りから心を潤してくれる映像、芸術文化、こうしたことを創造し、また発信することを通じて新たな魅力をつくり出してもらいたいと思いますし、そのことで多くの人が福島を訪れたい。また、戻りたい。そんな気持ちを是非持っていただけるように取組を行っていきたいと思います。世代を超えて福島の復興、総力を挙げて取り組んでいきたいというふうに思っております。

担当

大臣官房福島復興推進グループ
福島芸術文化推進室長 高砂
担当者:北村、露口
電話:03-3581-9740(直通)
メール:exl-s-fukushima-bunka★meti.go.jp
※ [★]を[@]に置き換えてください。

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