外務省・新着情報

令和5年6月21日
正面を向き、写真撮影に応じる、林大臣とマーティン副首相兼外務・国防相の様子
着席し、会談を行う、林大臣とマーティン副首相兼外務・国防相の様子

 現地時間6月21日午後2時3分(日本時間21日午後10時3分)から約20分間、ウクライナ復興会議に出席するため、ロンドンを訪問中の林芳正外務大臣は、ミホル・マーティン・アイルランド副首相兼外務・国防相(H.E. Mr. Micheál Martin, T.D., Tánaiste, Deputy Prime Minister of Ireland and Minister for Foreign Affairs and Defence)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、日アイルランド首脳共同声明に基づき、両国関係の一層の緊密化に向けて連携していきたい旨述べた上で、国際安全保障環境が厳しさを増す中、同志国の連携が一層重要であり、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて連携を強化していきたい旨述べました。マーティン副首相から、日アイルランド関係の一層の強化に向けて林大臣と連携していきたい旨発言がありました。両外相は、2025年の大阪・関西万博の機会等も活用し、二国間のビジネス関係や人的・文化交流等の一層の強化に向けて取り組んでいくことで一致しました。
  2. 両外相は、ロシアによるウクライナ侵略への対応について、厳しい対露制裁と強力なウクライナ支援を継続していく必要があることについて一致しました。また、両外相は、中国や北朝鮮を含む東アジア情勢について意見交換を行い、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応等においても、引き続き連携していくことで一致しました。

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