外務省・新着情報

令和5年7月7日

 7月5日及び6日、第24回日・ブラジル経済合同委員会が、ブラジル・ミナスジェライス州ベロオリゾンチにて開催され、林芳正外務大臣は、同会合の開会セッションにビデオ・メッセージを発出しました。

  1. 本会合は、日・ブラジルの経済界相互の理解と親善を深め、両国間の貿易、投資等経済交流を促進することを目的とし、「日伯の経済情勢及びブラジル産業界の重要課題」、「貿易及びグローバルバリューチェーンの多様性」、「産業界の脱炭素化・クリーンエネルギー」及び「デジタル化・インダストリー4.0に向けた日伯産業協力」をテーマに議論が行われました。
  2. 林大臣は、メッセージにおいて、ルーラ政権が進める「再工業化」において重視されているデジタルやグリーンの分野を含め、様々な分野で両国間の貿易・投資関係を強化していきたい旨述べました。また、脱炭素社会の実現を通じた環境保護・気候変動対策においてもブラジルと緊密に連携していきたい旨言及しました。最後に、日本とブラジルがそれぞれの強みを生かしながら、持続的成長や強靱な経済を築いていけるよう、提言も踏まえながら官民で英知を結集させていきたい旨述べました。
(参考1)日ブラジル経済合同委員会

 1973年11月に設立された日・ブラジル経済合同委員会は、両国の経済界相互の理解と親善を深め、貿易、投資など経済交流を促進することを目的とし、これまでに24回の会合と2回の非公式会合が開催されている。第24回会合は、本年7月5日(水曜日)及び6日(木曜日)にブラジルのミナスジェライス州ベロオリゾンチにおいて、4年ぶりに対面形式により実施された。


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