外務省・新着情報

令和5年7月12日

 7月12日(水曜日)に開催された経済協力開発機構(OECD)の定例の理事会にて、日本の2024年OECD閣僚理事会議長国への就任がコンセンサスにより決定されました。

  1. OECD閣僚理事会は、OECDの最高意思決定機関である理事会に、各国の閣僚が参加し、年1回開催される最も重要な会合であり、日本からも例年関係する閣僚が出席しています。本年6月7日(水曜日)~8日(木曜日)に開催されたOECD閣僚理事会に山田外務副大臣が出席し、来年(2024年)のOECD閣僚理事会議長国に、日本として立候補する旨を正式に表明していたことを受け、今般の理事会にて正式決定されました。
  2. 2024年は、日本のOECD加盟60周年に当たります。この機会にOECD閣僚理事会の議長国を務め、本年のG7広島サミットの成果も踏まえつつ、OECDにおける議論に更に貢献していきます。また、これによって我が国はOECDのみならず、国際社会全体におけるプレゼンスを一層高めていく考えです。
  3. 日本がOECD閣僚理事会の議長国を務めるのは、1978年及び2014年に次いで3度目になります。
(参考1)日本のOECD加盟

 日本は1964年に、アジアで最初にOECDに加盟(現在38か国が加盟)

(参考2)議長国を務めた際の日本からの出席者

 1978年:宮澤経企庁長官、牛場対外経済担当大臣
 2014年:安倍総理、岸田外務大臣、甘利経済財政担当大臣、茂木経産大臣、林農水大臣
 (注)肩書きはいずれも当時のもの。


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