外務省・新着情報

令和5年7月12日

 現地時間7月12日16時20分(日本時間同22時20分)頃から約15分間、NATO首脳会合に出席するためリトアニア訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、「ウクライナ支援に関する共同宣言」(英文(PDF)別ウィンドウで開く和文仮訳(PDF)別ウィンドウで開く)の発出式典に出席したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 同式典はG7首脳及びウクライナのゼレンスキー大統領が出席して開催されました。
  2. 冒頭、岸田総理がG7議長として発言し、「ウクライナ支援に関する共同宣言」を発表できることを嬉しく思う旨述べました。
    その上で、5月のG7広島サミットでは、幅広い招待国を含めた議論を通じ、世界中のどこであっても力による一方的な現状変更の試みを許してはならないこと、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜くこと、などの点で一致することができた、広島サミットから時を置かずして、こうしてG7首脳とゼレンスキー大統領が再び集まることができたことは意義深い旨述べました。
    さらに、今後、ウクライナ支援という考え方を共有するいかなる国にもこの宣言は開かれており、多くの国々がこの宣言に参加することを期待する、G7は、これからもウクライナに寄り添っていく、我々の連帯は決して揺らぐことはない旨述べました。
  3. その後、バイデン大統領及びゼレンスキー大統領からも発言が行われ、G7として「ウクライナ支援に関する共同宣言」の発出を歓迎し、同宣言も踏まえ、引き続き、ウクライナを強力に支援していくとの固い決意を改めて示すことができました。

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