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令和5年7月13日
会談を前に、モンゴルのバトツェツェグ外相と握手する林外務大臣
日・モンゴル外相会談が行われている様子

 現地時間7月13日午前11時頃(日本時間同日午後13時頃)から約45分間、ASEAN関連外相会議に出席するためインドネシアを訪問中の林芳正外務大臣は、バトムンフ・バトツェツェグ・モンゴル国外務大臣(H.E. Ms. Batmunkh BATTSETSEG, Minister for Foreign Affairs of Mongolia)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、昨年11月のフレルスフ大統領訪日時に岸田総理大臣との間で一致した「平和と繁栄のための特別な戦略的パートナーシップ」を具現化するために様々な協力が進展していることは喜ばしいと述べました。また、7月初旬にウランバートルで発生した洪水被害に対するお見舞いを伝えました。
  2. バトツェツェグ大臣からは、新たなパートナーシップの下、「第3の隣国」である日本との関係をより一層深化させるべく、今後とも林大臣と緊密に連携していきたい旨の発言がありました。また、両外相は、政治、安全保障、経済、人的交流といった各分野における具体的な協力案件を進展させるべく、引き続き双方で努力していくことで一致しました。
  3. 両外相は、ウクライナ情勢をはじめとする地域や国際情勢についても議論を行い、地域の諸問題や国際社会の課題を解決するために、両国が協力・連携をより一層深めていくことの重要性を確認しました。両外相は、12日の北朝鮮によるICBM級弾道ミサイル発射を含む核、ミサイル問題や拉致問題等の北朝鮮への対応等において引き続き連携していくことを確認しました。また、両外相は、国連の場を含め、国際場裏において緊密な協力を重ねていくことで一致しました。

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