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令和5年7月21日
山田外務副大臣が国連グローバル危機対応グループ(GCRG)チャンピオンズ会合にオンラインで参加している様子
国連グローバル危機対応グループ(GCRG)チャンピオンズ会合の様子を見つめる山田外務副大臣
国連グローバル危機対応グループ(GCRG)チャンピオンズ会合への各国、国際機関参加者のオンライン画像

 7月21日、国連グローバル危機対応グループ(GCRG)チャンピオンズ会合が開催され、山田賢司外務副大臣がオンラインで出席しました。概要は以下のとおりです。

  1. 国連グローバル危機対応グループ(GCRG)チャンピオンズ会合は、アントニオ・グテーレス国連事務総長(H.E. Mr. António Manuel de Oliveira Guterres, Secretary-General of the United Nations)主催でオンライン開催され、本年のG7議長国として、日本から山田副大臣が出席した他、ドイツ連邦共和国、インドネシア共和国、セネガル共和国、デンマーク王国、バングラデシュ人民共和国、バルバドス、インド(G20議長)、コモロ連合(AU議長)及び関係国際機関の代表が出席しました。
  2. 同会合では、ロシアのウクライナ侵略により生じた食料・肥料、エネルギー、金融問題への複合的なアプローチについて議論しました。
  3. 山田副大臣は、食料・エネルギー・債務の複合的な問題への対処、中・低所得国における再エネ導入及びそのための投資の促進、債務措置等のセーフティネットの在り方についてG7議長国としてG7や日本の取組を紹介しました。また、本会合の参加国・機関と今後一層連携・協力していくことを確認しました。

(参考)「国連グローバル危機対応グループ(Global Crisis Response Group on Food, Energy and Finance)」は、ロシアのウクライナ侵略により生じた食料・エネルギーの供給不足と価格高騰及び金融危機に対処するため、2022年3月にグテーレス国連事務総長の主導により、国連機関の他に世銀等の計32機関で発足しました。その活動に政治的指針と支援を与える国(チャンピオンズ)として、その年のG7、G20及びアフリカ連合(AU)議長国であったドイツ、インドネシア、セネガルに加えて、デンマーク、バングラデシュ、バルバドスが招待され、活動してきました。本2023年は、新たなチャンピオンズとして本年G7議長国の日本を始め、G20議長国のインド、AU議長国のコモロを加えた9カ国を招待して活動を行っています。


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