外務省・新着情報

令和5年7月24日
正面を向き、握手を交わす、山田副大臣とパエト団長の様子
テーブルにつき、意見交換を行う、山田副大臣と欧州議会外務委員会一行の様子

 7月24日、午後4時から約30分間、山田賢司外務副大臣は、欧州議会外務委員会一行(団長:ウルマス・パエト欧州議会議員(Mr. Urmas Paet, Member of the European Parliament))による表敬を受けたところ、概要は下記のとおりです。

  1. 山田副大臣から、欧州議会外務委員会の2018年以来5年ぶりの訪日を歓迎する、日・EU間の議員交流が活発に行われていることを嬉しく思う旨述べました。
  2. また、山田副大臣は、今年5月のG7広島サミットでは、G7の揺るぎない結束を国際社会に示し、7月の第29回日・EU定期首脳協議では、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けた日・EU間での緊密な連携を確認し、東日本大震災後にEUが導入した日本産食品輸入規制措置に関し、EUによる撤廃の決定は、被災地の復興を大きく後押しするものとして高く評価し、歓迎する旨述べました。
  3. これに対し、パエト団長から、欧州におけるウクライナ侵攻、東アジアで起こっている現状変更の試みは許されない、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化にむけて日・EU間でも連携していきたい旨述べられました。
  4. 双方は、地域情勢についても幅広く意見交換を行い、今後も緊密に連携し、日・EU間の強固な戦略的関係を発展させていくことで一致しました。

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