外務省・新着情報

令和5年7月25日
正面を向き、握手を交わす、岸田総理とギルデイ海軍作戦部長の様子 表敬を受ける岸田総理(写真提供:内閣広報室)

 7月25日、午後2時15分から約15分間、岸田文雄内閣総理大臣は、訪日中のマイケル・M・ギルデイ米海軍作戦部長(Admiral Michael M Gilday, Chief of Naval Operations)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、ギルデイ海軍作戦部長の訪日を歓迎するとともに、地域の安全保障環境が一層厳しさを増す中、日米同盟の重要性は益々高まっている、我が国自身の防衛力の抜本的強化を含め、同盟の抑止力・対処力の一層の強化を通じ、地域の平和と安定の確保に向け、日米で共に取り組んでいきたい旨述べました。
  2. ギルデイ海軍作戦部長から、日米同盟の重要性はかつてないほど高まっており、自由で開かれたインド太平洋を実現するため、日米両国のこれまでになく整合した戦略の下、米海軍と海上自衛隊との連携を強化していきたい、また、インド太平洋や世界の平和と安定のために、日々、日本と海上自衛隊が果たしている役割に感謝したい旨発言がありました。
  3. 双方は、24日の弾道ミサイル発射を含む北朝鮮による核・ミサイル活動の活発化、ロシアによるウクライナ侵略、中国の力による一方的な現状変更の試み、日本周辺での中露の軍事的な連携強化を始めとする、一層厳しさを増す地域の安全保障環境を念頭に、同盟の抑止力・対処力強化に向け、日米で緊密に連携していくことを確認しました。

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