外務省・新着情報

令和5年7月25日
カレ事務次長と握手を交わす松野官房長官の様子
カレ事務次長と会談をする松野官房長官の様子

 7月25日午後3時25分から約20分間、松野博一内閣官房長官は、訪日中のアトゥル・カレ国連活動支援担当事務次長(Mr. Atul Khare, Under-Secretary-General for Operational Support, the United Nations)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、松野官房長官から、国連安保理非常任理事国として、国際の平和と安定の実現に向けて日本が積極的な役割を果たしており、引き続き国際平和協力分野で貢献していく考えを述べました。
  2. これに対し、カレ事務次長から、昨年に続き訪日することができ光栄に思う、国連平和活動への日本の多大な貢献に謝意を表したいとの発言がありました。その上で、双方は、国連三角パートナーシップ・プログラムを通じた能力構築支援を始め、国連平和活動において引き続き協力していくことを確認しました。
  3. また、松野官房長官からは、北朝鮮による拉致問題の即時解決に向けた理解と協力を求めました。これに対し、カレ次長は理解を示し、拉致問題は国連の人権分野の重要な仕事の一部である旨述べました。このほか、双方は、ウクライナ支援について意見交換を行いました。

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