外務省・新着情報

令和5年7月26日
向かい合い、握手を交わす、両外相の様子
正面を向き、握手を交わす、両外相の様子
テーブルにつき、会談を行う、両外相の様子

 7月26日、午後1時5分から約35分間、林芳正外務大臣は、訪日中のシーヤールトー・ペーテル・ハンガリー外務貿易大臣(H.E. Mr. Péter SZIJJÁRTÓ, Minister of Foreign Affairs and Trade of Hungary)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、様々な分野での両国間の協力を嬉しく思う旨述べるとともに、ロシアによるウクライナ侵略を受け、同志国間の連携がこれまで以上に重要であり、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて、ウクライナの隣国かつEU・NATOの重要国たるハンガリーと連携していきたい旨述べました。
  2. ロシアによるウクライナ侵略への対応に関して、林大臣から、同侵略が長期化する中、同志国が結束してロシアに対し、高い代償が伴うことを示していくべく、国際社会が結束して厳しい対露制裁と強力なウクライナ支援を継続することが重要である旨改めて強調し、ロシアによるウクライナ侵略が違法で正当化しえないものであり、国際的に大きな影響を与えていることについて一致しました。その上で、シーヤールトー大臣からは、ハンガリーがこの侵略により受けている影響について説明がありました。
  3. 両者は、日本企業による新規投資を含め両国の経済関係がますます強化されていることを歓迎するとともに、中国や北朝鮮を含む地域情勢についても意見交換し、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応等においても、引き続き連携していくことを確認しました。

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