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2023年7月27日

経済産業省は、7月24日(月曜日)から26日(水曜日)、第21回北東アジア標準協力(NEAS)フォーラムを東京で開催しました。日本、中国、韓国の国家標準化機関、規格協会など標準化関係者約150名が参加し、標準化政策・活動に関する情報交換や、三か国での国際標準化に向けた協力の提案などを実施しました。

本会合概要

経済産業省が事務局を務める日本産業標準調査会の主催により、7月24日(月曜日)から26日(水曜日)、都市センターホテル(東京都)において、第21回NEASフォーラムを開催しました。日本、中国、韓国の国家標準化機関、規格協会、民間の標準化専門家など標準化関係者約150名が対面又はオンラインで参加しました。三か国の標準化政策・活動に関する情報交換を行ったほか、国際標準化機構(ISO)中央事務局及び国際電気標準会議(IEC)アジア地域事務局の代表者が参加し、アジア地域における地域関与政策について講演を行いました。
また、三か国共同で個別案件の国際標準化に向けた協力を実施する提案について議論が行われました。日本からは、「人間工学的な安全性と快適性を確かなものとする国際標準化」と「魚類の鮮度の試験方法」に関する国際標準化協力を提案しました。これら提案について、後日三か国が合意すれば、三か国の専門家による作業部会が設置され、連携活動が開始されます。
NEASフォーラムに併せ、日中韓政府間会合、日中政府間会合及び日韓政府間会合を開催しました。更に、日中韓共同ヤング・プロフェッショナル・プログラム(標準分野における若手人材育成プログラム)を初めて実施しました。
NEASフォーラムにおける活動を通して、北東アジア地域における標準化協力が促進され、国際標準化活動の前進に貢献することが期待されます。

 

※「NEASフォーラム」とは
北東アジア標準協力(North-East Asia Standards Cooperation; NEAS)フォーラムは、日本、中国、韓国の標準化活動における協力、情報交換、規格の共同提案等の促進を目的として、2002年に創設。三か国の国家標準化機関(日本産業標準調査会、中国国家標準化管理委員会、韓国技術標準院)及び各国規格協会が事務局となり、持ち回りで年1回開催。本年は日本が主催し、4年振りに対面で開催。

担当

産業技術環境局 基準認証政策課
国際連携担当調整官 上嶋
担当者:勝田、木地本

電話:03-3501-1511(内線 3431~3432)

メール:bzl-standards-international-relations★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。

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