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2023年7月27日

7月22日(土曜日)に、福岡県内で爆発火災事故(重傷1名)が発生しました。

1.事故の概要

7月22日(土曜日)に、福岡県内で爆発火災事故(重傷1名)が発生しました。これを受け、高圧ガス保安法に基づき、24日、液化石油ガスの販売事業者(鶴原液化ガス株式会社、法人番号:9290001046229)から福岡県を通じて九州産業保安監督部に事故の報告がありました。詳しい状況は以下のとおりです。
また、本件はガス消費機器に係る事故として、同様の情報を産業保安のホームページに掲載しますので併せてお知らせします。

事故発生日時:2023年7月22日(土曜日)午後5時14分頃
事故発生場所:福岡県飯塚市
人的被害:重傷1名
物的被害:ビルトインこんろ下部に設置されているキャビネットの一部破損
事故概要:一般住宅において、住人1名が重傷を負い、こんろキャビネットの一部を破損する爆発火災事故が発生しました。福岡県からの報告によれば、原因は、ビルトインこんろから何らかの要因でガスが漏えいし、点火したところ漏えいしたガスに引火したものと推定されるとのことで、現在詳細を鶴原液化ガス株式会社が調査中です。
供給事業者:液化石油ガス販売事業者
ガス種:液化石油ガス(LPガス)
機器分類:家庭用ビルトインこんろ
(参考情報) 
製造者:株式会社パロマ
型式:PD-72WS-60CK
製造年:2019年5月製

2.注意喚起について

  • LPガスの臭いを感じたら、直ちに液化石油ガス販売事業者又は保安機関へ連絡してください。
    • 使用中の火気は全部消してください。
    • 火気は絶対に使用しないでください。
    • 着火源となる換気扇、電灯等のスイッチに絶対手を触れないでください。
    • 窓や戸を大きく開けてください。
    • ガス栓やメーターガス栓を閉めてください。
    • 液化石油ガスは本来臭いがありませんが、ガスが漏れた時にすぐに気づくように、付臭してあります。
  • LPガス漏れの発生を素早く認知するには、ガス警報器の設置が効果的です。
    なお、ガス警報器は、常に電源コンセントに接続しておいてください。
  • LPガス機器を使用した際に、異常を感じた場合は、直ちに使用を中止し、速やかに液化石油ガス販売事業者又は保安機関へ連絡してください。
  • 当省HPにガス事故防止のための様々なパンフレット等を掲載しています。是非御覧ください。

担当

産業保安グループ ガス安全室長 山下
担当 福田、榎本
電 話:03-3501-1511(内線 4931~4937)
メール:bzl-lpg-gasanzenshitsu★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。

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