外務省・新着情報
令和5年7月30日
現地時間7月30日、午後2時15分（日本時間同日午後6時15分）から約30分間、モルディブ共和国を訪問中の林芳正外務大臣は、マリヤ・アハマド・ディディ・モルディブ共和国・国防大臣(H.E. Mariya Ahmed Didi,Minister of Defence of the Republic of Maldives)と会談を行ったところ、概要は以下の通りです。
- 冒頭、林大臣から、安全保障は二国間協力の一翼を担う重要な分野であり、同分野におけるモルディブとの連携を一層深めていきたい旨述べました。これに対し、ディディ国防大臣から、今後、日本との間で防衛分野における協力を共に進めていきたい旨述べました。
- 林大臣から、今回の訪問に際して引き渡された消防艇及び海上保安関連機材によってモルディブの法執行能力が強化されることを期待する旨述べました。これに対し、ディディ国防大臣より、消防、海上保安、災害救助等、これまでの日本の経済協力への謝意が表明されました。
- 林大臣から、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を堅持することの必要性について説明するとともに、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向けて一層協力していきたい旨述べました。
- 両者は、このほか、安全保障に関する幅広い事項について意見交換を行いました。