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2023年7月31日

7月28日(金曜日)、インドが主催するG20環境・気候持続可能性大臣会合がインドのチェンナイにて開催され、経済産業省から長峯経済産業大臣政務官が参加しました。また、環境省から西村環境大臣が参加しました。

1.G20環境・気候持続可能性大臣会合

(1)概要

日程

令和5年7月28日(金曜日)

参加国等

G20メンバー国
(アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中華人民共和国、EU、フランス、ドイツ、イタリア、インド、インドネシア、日本、韓国、メキシコ、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、トルコ、イギリス、アメリカ合衆国)

招待国

デンマーク、エジプト、モーリシャス、オランダ、オマーン、スペイン、シンガポール、UAE

(2)議論の内容

  • 会合において、議長国の優先課題、すなわち、①気候変動対策、②土地劣化と生物多様性、③水資源管理、④海洋/ブルーエコノミー、⑤循環経済について議論しました。
  • 長峯政務官は、エネルギー安全保障、経済成長の同時実現のためには経済・社会システム全体の変革(グリーン・トランスフォーメーション、”GX”)が必要であることと、その実現に向けた日本の取組を紹介し、今後も、世界のGXに向けて貢献していく旨発言しました。
  • また、産業界主導で循環経済への移行を促すため、G20議長国インドのイニシアチブにより立ち上げられた「産業同盟(RECEIC)」についても、歓迎の旨発言しました。
  • 会合での議論の内容を踏まえ、成果文書及び議長総括が発出されました。

(3)成果文書

2.参加閣僚との会談

G20環境・気候持続可能性大臣会合の機会を捉えて、長峯政務官は来年のG7議長国イタリアの参加閣僚とともに意見交換を行いました。
イタリア・ガヴァ環境・エネルギー安全保障副大臣とは、G7議長国として日本の成果を紹介するとともに来年のG7に向けて連携していきたい旨議論しました。

イタリア
ガヴァ環境・エネルギー安全保障副大臣との会談

3.産業同盟(RECEIC)の立ち上げ

議長国インドが、産業界主導で循環経済への移行を促すイニシアチブである産業同盟(Resource Efficiency Circular Economy Industry Coalition; RECEIC)の設立を発表しました。インドのヤーダブ環境・森林・気候変動大臣は、会合で挨拶し、RECEICが企業間の技術協力、イノベーションの促進、資金調達において重要な役割を果たすことを強調しました。さらに、RECEICの設立メンバーとして39社が名乗りを上げたことに謝意を表明しました。日本からはアミタホールディングス株式会社、株式会社DCTA、GSアライアンス株式会社、貝印株式会社の4社が設立メンバーとして参加しました。

担当

産業技術環境局 地球環境対策室 髙濵
担当者:今井、笠井

電話:03-3501-1511(内線 3524~3526)

メール: bzl-s-kankyo-chikyurenkei★meti.go.jp
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