外務省・新着情報

令和5年8月2日
正面を向き、握手を交わす、林大臣とムセベニ大統領の様子
テーブルにつき、意見交換を行う、林大臣とムセベニ大統領の様子
大統領府前で写真撮影に応じる、林大臣、ムセベニ大統領、および関係者の様子

  現地時間8月2日午後3時05分(日本時間同日午後9時05分)から約75分間、ウガンダ共和国を訪問中の林芳正外務大臣は、ヨウェリ・カグタ・ムセベニ・ウガンダ共和国大統領(H.E. Mr. Yoweri Kaguta MUSEVENI, President of the Republic of Uganda)を表敬したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、日本の外務大臣として初めてウガンダを訪問でき嬉しく思う旨述べるとともに、今次訪問を通じて二国間関係を更に強化したい旨述べました。これに対し、ムセベニ大統領から、林大臣の訪問を歓迎しつつ、今両国の良好な関係を一層強化させたいとの考えの共有がありました。
  2. 林大臣から、日本が、職業訓練、ナイル架橋建設、稲作振興やグローバルヘルスを含め、長年の間、多岐にわたる分野でウガンダの発展に協力してきたことを紹介し、ムセベニ大統領から謝意が表明されました。さらに、林大臣から、ウガンダへの投資促進に向け、両国での連携を強化したい旨述べました。これに対し、ムセベニ大統領から、日本からの更なる支援及び投資を歓迎する、ウガンダ経済がさらに付加価値を創出できるよう今後も緊密に協力していきたい旨述べました。また、両者は、本年12月に開催される第2回グローバル難民フォーラムに向け、同会合の共催国として、難民支援における協力を強化していくことを確認しました。
  3. 林大臣から、ウクライナに平和を実現しようとするムセベニ大統領の取組を評価するとともに、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて協力していきたい旨述べ、両国が協力していくことを確認しました。
  4. このほか、両者は、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応等の東アジア情勢、不透明・不公正な開発金融、経済安全保障上のリスク等の国際社会における諸課題への対応等についても意見交換を行い、今後とも連携していくことを確認しました。

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