外務省・新着情報

令和5年8月4日

 7月29日から8月2日まで、林克好外務省参与(前駐イエメン大使)は、エジプト及びオマーンを訪問し、ムハンマド・アブデッサラーム・ホーシー派報道官(Mr. Mohammed Abdulsalam, Spokesman for the Houthis)を始めとするイエメン紛争関係者及びハリーファ・アル・ハールシー・オマーン国外交担当外務次官(H.E. Sheikh Khalifa bin Ali bin Issa Al Harthy, Undersecretary of the Ministry of Foreign Affairs for Diplomatic Affairs, the Sultanate of Oman)と個別にイエメン情勢に関する協議を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 林参与から、ホーシー派に対し、イエメンにおける恒久的和平の実現に向けたイエメン人同士の対話が早期に開催することを強く期待する旨述べ、イエメンにおける平和と安定の実現に向けた政治的解決を働きかけました。
  2. また、林参与から、ハリーファ外務次官に対し、イエメンにおける恒久的和平の実現に向けたオマーンの努力を高く評価する旨述べるとともに、双方は、日本とオマーンが、イエメン問題において、引き続き連携していくことを確認しました。
  3. 日本政府は、国連及び関係国と連携しながら、必要な支援の提供及び外交努力を通じ、イエメンにおける平和と安定の実現に向け、引き続き積極的に取り組んでいく考えです。

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