外務省・新着情報

令和5年8月16日

 8月16日、東京電力福島第一原子力発電所(東電福島第一原発)のALPS処理水の取扱いに関する韓国政府向け説明会をテレビ会議形式で開催しました。日本側から、外務省、経済産業省資源エネルギー庁、原子力規制庁及び東京電力が、また、韓国側から、外交部、原子力安全委員会等が参加しました。

  1. 説明会では、7月25日及び8月7日の説明会におけるやり取りを踏まえ、技術的な事項に関して、日本側から関連の補足説明や追加的な情報提供などを行い、出席者との間で質疑応答を行いました。
  2. 日本としては、今後も関係省庁等が一体となって、ALPS処理水の安全性や東電福島第一原発の状況についての情報を国際社会に対して透明性をもって丁寧に説明していきます。
(参考)ALPS処理水

 ALPS(多核種除去設備(Advanced Liquid Processing System))等により、トリチウム以外の放射性物質について、安全に関する規制基準値を確実に下回るまで浄化した水。さらにALPS処理水は、その後十分に希釈され、トリチウムを含む全ての放射性物質について安全に関する規制基準値を大幅に下回るレベルにした上で、海洋放出されることが想定されている。


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