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8月11日から8月16日まで、武井外務副大臣はウルグアイ東方共和国及びパラグアイ共和国を訪問しました。概要は以下のとおりです。
1 ウルグアイ東方共和国への訪問（8月11日-12日）
（1）アルヒモン副大統領表敬
8月11日、武井副大臣は、ベアトリス・アルヒモン・セデイラ・ウルグアイ副大統領（H.E. Ms. Beatriz Argimón Cedeira, Vice President of the Oriental Republic of Uruguay）を表敬しました。
武井副大臣から、2021年に日・ウルグアイ外交関係樹立100周年記念式典をアルヒモン副大統領が主催したことへの謝意を伝えるとともに、日本とウルグアイは、自由、民主主義、人権、法の支配といった価値や原則を共有する重要なパートナーである旨述べました。その上で、武井副大臣から、昨年2022年のラカジェ・ポウ・ウルグアイ大統領の訪日時の様々な成果について触れ、その後の進捗を確認した上で、両者は、引き続き、政治、経済、文化等の様々な分野において両国関係の強化を図っていくことで一致しました。
（2）エスクデル外務省事務総局長との会談
同日、武井副大臣は、エスクデル・ウルグアイ外務省事務総局長（Mr. Diego Escuder, General Director of the Secretary of the Ministry of Foreign Affairs of the Oriental Republic of Uruguay）と会談を行いました。
武井副大臣から、昨年2022年のラカジェ・ポウ大統領の訪日時の成果を踏まえ両国関係を更に発展させていきたい旨述べました。その上で、両者は、日・ウルグアイ・ワーキングホリデー制度の開始や、「合同委員会」の立ち上げを含む昨年のラカジェ・ポウ大統領訪日の成果のその後の進捗を確認しました。また、両者は、地域情勢及び国際場裡における諸課題について意見交換を行い、国際場裡における連携を強化していくことで一致しました。
（3）日系人・JICA専門家との昼食会
同日、武井副大臣は、現地の日系人・JICA専門家との昼食会を行いました。ウルグアイにおける日系社会をめぐる状況やウルグアイとの開発協力の現状等について活発な意見交換が行われました。
（4）その他
同日、武井副大臣は国際交流基金巡回展「東京ビフォー／アフター」開会式にて挨拶を行い、今後も文化や教育の分野における日本とウルグアイの交流をより活発なものとし、両国の友好関係を更に強化していきたい旨述べました。
また、武井副大臣はウルグアイ滞在中に、ウルグアイ・日本友好議連メンバーとの会合、日ウルグアイ商工会議所関係者との意見交換を行い、日ウルグアイ関係の現状や今後の協力のあり方について活発な議論を行いました。
2 パラグアイ共和国への訪問（8月12日-16日）
（1）大統領就任式
出典：パラグアイ大統領府
出典：パラグアイ大統領府8月15日、武井副大臣は大統領就任式特派大使として、パラグアイ大統領就任式に出席しました。武井副大臣は、式典の他、ラミレス外相主催レセプションに出席しました。また、14日には大統領就任前のペニャ大統領への表敬を行いました。
（2）その他
8月14日、武井副大臣は草の根文化無償資金協力「パラグアイ・日本・人造りセンター体操器材整備計画」供与式に出席しました。供与式において武井副大臣は、両国の友好関係の証として長い歴史を有する同センターに供与した器材が、体操を練習する多くのパラグアイ国民に役立つことへの期待を表明するとともに、スポーツ分野においてもパラグアイとの間でますます交流を深めていきたい旨述べました。
その他、武井副大臣はパラグアイ滞在中に、COPANI（パンアメリカ日系人大会）関係者、在パラグアイ日系企業関係者、パラグアイ・日本友好議連メンバー等とそれぞれ会合を行い、中南米日系社会と日本との連携の進め方や、日パラグアイ関係の現状及び今後の協力のあり方について活発な議論を行いました。