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プレスリリース

ブラジルからの家きん肉等の一時輸入停止措置の解除について

令和5年8月18日
農林水産省

農林水産省は、今般、ブラジルのサンタカタリーナ州における鳥インフルエンザの清浄性を確認したことから、本日、同州からの家きん肉等の一時輸入停止措置を解除しました。

1.経緯

ブラジルのサンタカタリーナ州の家きん飼養施設において、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1亜型)の発生が確認されたことから、令和5年7月以降、同州からの家きん肉等について輸入を一時停止していました。 

2.対応

今般、ブラジル家畜衛生当局から我が国に提供された、サンタカタリーナ州における鳥インフルエンザの防疫措置等の情報により、同州の家きんにおける同病の清浄性を確認しました。このため、二国間の輸入条件に基づき、本日付けで同州からの家きん肉等の一時輸入停止措置を解除しました。

 ※家きん肉、家きん肉製品、家きん卵(殻付卵、液卵等)が停止解除の対象で、初生ひな、種卵等の生きた家きんについては、引き続き停止中です。
 ※発生国又は地域から生きた家きん、家きん肉等の輸入を停止するのは、我が国で飼養されている生きた家きんがウイルスに感染することを防止するためであり、食品衛生のためではありません。

(参考)ブラジルからの生きた家きん、家きん肉等の輸入実績

  2020年 2021年 2022年
生きた家きんのひな(羽) 0 0 11,157
(日本の総輸入量) (338,032) (493,651) (308,592)
家きん肉(トン) 398,764 435,032 426,034
(日本の総輸入量) (1,021,239) (1,093,288) (1,116,751)
家きんの卵(トン) 311 984 1,148
(日本の総輸入量) (23,218) (28,539) (26,925)

出典:財務省「貿易統計」

これまでの生きた家きん、家きん肉等の輸入停止措置の状況等については、以下のページより確認いただけます。
動物検疫所:https://www.maff.go.jp/aqs/topix/im/hpai.html

お問合せ先

消費・安全局動物衛生課

担当者:松尾、下平
代表:03-3502-8111(内線4584)
ダイヤルイン:03-3502-8295


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