外務省・新着情報

令和5年8月23日
ランジャザフィ・マダガスカル臨時代理大使の表敬を受ける山田外務副大臣
ランジャザフィ・マダガスカル臨時代理大使と山田外務副大臣の意見交換の様子

 8月22日、山田賢司外務副大臣は、ランジャザフィ・ツィラヴ・マエリゾ駐日マダガスカル共和国臨時代理大使(Ms. RANDRRIANJAFY Tsilavo Maherizo, Chargé d’Affaires ad interim, Embassy of the Republic of Madagascar in Japan)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1.  冒頭、山田副大臣は、6月に実施された林大臣によるラジョリナ大統領表敬など、ハイレベルでの意見交換が活性化していることを歓迎しつつ、政府間関係に加えて、議員間交流や経済界の交流等、様々な分野で日・マダガスカル協力の更なる強化に向け連携していきたい旨述べました。
     これに対し、ランジャザフィ臨時代理大使から、昨年は日・マダガスカル友好60周年でもあり、二国間関係強化の機運が高まっているこの機会に、両国ハイレベルの往来を活性化させていきたい旨述べました。
  2.  山田副大臣からは、日本企業によるマダガスカルにおける投資プロジェクトに触れつつ、経済安全保障の重要性を強調した上で、今月に書簡交換が実施された無償資金協力2件(「地域中核病院医療機材整備計画」及び「食糧援助」)について説明し、また、本年11月に予定されている大統領選挙が、全ての当事者に受け入れ可能な形で自由、公正、民主的に実施されることを期待している旨述べました。
     これに対し、ランジャザフィ臨時代理大使から、日本による対マダガスカル支援に謝意が示されると共に、TICAD30周年の機会を捉えて、日本には、マダガスカルをはじめとする対アフリカ投資の更なる拡大を期待する旨述べました。
  3.  両者は、国際情勢が一層複雑で厳しいものとなっている中でも、共に成長するパートナーとして、TICAD等を通じて両国が協力していくことの重要性を確認しました。

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