外務省・新着情報

令和5年8月25日
正面を向き、写真撮影に応じる、高木政務官とエザコンワ局長の様子
着席し、意見交換を行う、高木政務官とエザコンワ局長の様子

 8月25日、髙木啓外務大臣政務官は、アフナ・エザコンワUNDP総裁補兼アフリカ局長(Ms. Ahunna Eziakonwa-Onochie, Assistant Administrator and Director of the Regional Bureau for Africa, United Nations Development Programme)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 髙木政務官から、日本はUNDPとのパートナーシップを一貫して重視しており、アフリカ開発会議(TICAD)を始めとして、アフリカに関する各種協力を更に深めていきたい旨述べるとともに、UNDPと連携しつつ、「共に成長するパートナー」として、日本とアフリカとの間の協力を強化していきたい旨述べました。これに対し、エザコンワ局長は、人間を重視するアプローチや、アフリカが尊厳を持って発展することを日本が真に望んでいることは、TICADの核となる価値であり、そうした価値をUNDPは共有していると述べた上で、TICADプロセスを進化させるべくUNDPとしても協力していく旨述べました。
  2. 髙木政務官から、今年30周年を迎えるTICADプロセスにおける共催者としてのUNDPの長年の貢献に感謝の意を表明するとともに、昨年のTICAD8において表明されたコミットメントのフォローアップや、今後のTICADプロセスにおいても、引き続き緊密に協力していきたい旨述べました。これに対し、エザコンワ局長から、日本のUNDPに対する支援全般に関して謝意が表明されるとともに、UNDPは、特に近年、国境を越えた地域的な安定化プログラムや暴力的過激主義への対応等、危機的な状況下での開発努力にも取り組んでおり、今後も日本にとって頼れるパートナーでありたい旨述べました。
  3. 双方は、TICADプロセスの更なる推進に向け引き続き緊密に連携していくこと、また、日・UNDP間の協力関係を強化していくことを確認しました。

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