外務省・新着情報
令和5年8月26日
8月26日、鯰博行アジア大洋州局長は、ALPS処理水の放出を受けた各種事案について、楊宇在京中国大使館次席公使に対し、以下のとおり申入れを行った。
- 8月24日のALPS処理水の海洋放出開始後、日本国内において、中国から発信されていると思われる海洋放出についての苦情の電話や嫌がらせが多数発生する事案が発生している。また、中国においても、日本の関連施設等に対して同様の事案が発生している。このような事案が生じていることは極めて遺憾であり憂慮している。
- 中国政府においては、国民に冷静な行動を呼びかける等、適切な対応を行うと共に、中国における在留日本人及び我が方公館等の安全確保に万全を期することを強く求める。
- 事案の深刻化防止のためにも、中国政府が処理水について正確な情報を発信するよう求める。