外務省・新着情報

令和5年8月29日

 8月29日、午前9時10分から約20分間、林芳正外務大臣は、ルベン・ダリオ・ラミレス・レスカノ・パラグアイ共和国外務大臣(H.E. Mr. Rubén Darío Ramírez Lezcano, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Paraguay)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣はラミレス外務大臣の就任に祝意を表するとともに、本年5月の林大臣のパラグアイ訪問に触れつつ、今後、ラミレス大臣と共に100年以上にわたる両国の友好関係の更なる発展に向けて取り組んでいきたい旨述べました。ラミレス大臣からは、これまでの日本による協力に対する謝意が表されるとともに、8月に発足したペニャ政権においても、日本との関係を引き続き強化していくとの意思が示されました。
  2. 両外相は、先般7月の経団連ミッション訪問を踏まえた経済関係の強化や東アジア情勢を始めとする国際情勢について意見交換を行い、国際場裡においても緊密に連携していくことで一致しました。
  3. また、今般開始したALPS処理水の海洋放出に関し、ラミレス大臣は、日本が国際的な基準を遵守して実施していくことを支持している旨述べました。林大臣からは理解を謝しつつ、日本として引き続き高い透明性をもって科学的根拠に基づく丁寧な説明をしていくと述べました。

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