外務省・新着情報

令和5年8月31日
岸田裕子総理大臣夫人とカナダの高校生・大学生一行による集合写真 (写真提供:内閣広報室)

 8月30日、午前11時00分から約40分間、岸田裕子総理大臣夫人は、外務省による対日理解促進交流プログラム「カケハシ・プロジェクト」(ジャパン・ボウル(カナダ)招へい)により訪日中のカナダの高校生・大学生一行との交流会に参加したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理夫人から、訪日を歓迎するとともに、今回の訪日で、日本への理解をより深めていただくことを願う旨述べました。その上で、岸田総理夫人から、「国と国との関係の基盤は、人と人とのつながりにあることを改めて感じています。若い世代の方々に、日本とカナダをつなぐ「カケハシ」になってもらえるとうれしいです。」と一行を激励しました。また、岸田総理夫人から、参加者に日本文化に関するクイズを出題し、参加学生との間で、和やかな雰囲気で交流が行われました。
  2. 続いて、カナダの学生代表から、今回の招へいに謝意が表明されるとともに、この訪日が有意義な経験となったこと及び帰国後も日本とカナダの友好関係の発展に貢献したい旨述べました。
  3. その後、岸田総理夫人と参加者の間で、今次招へいで印象に残ったことやこれからの世界における交流の姿等について、やり取りが行われました。参加者からは、日本の自然の美しさや日本食、日本人の礼儀正しさ等が印象に残ったとの発言がありました。また、岸田総理夫人から、文化、芸術、スポーツなど様々な分野で、様々な国の人との交流が進むことを願う旨述べました。
(参考1)対日理解促進交流プログラム「カケハシ・プロジェクト」

 日本と北米との間で対外発信力を有し、将来を担う人材を招へい・派遣する事業。対日理解の促進を図るとともに、親日派・知日派の発掘、被招へい者・被派遣者自らによる発信を通じた対外発信強化等により、我が国の外交基盤を拡充することを目的としている。

(参考2)ジャパン・ボウル大会

 米国・ワシントンD.C.で発祥した、日本語を外国語として履修する高校生のためのクイズ大会。日本語のみならず、日本文化、歴史、スポーツ、時事などについての知識を競う。カナダでは、2018年からオンタリオ州とブリティッシュ・コロンビア州の2か所で、現地の日本総領事館などの支援を受けて開催されている。米国、カナダの他、英国、フランス、イタリア、メキシコ等でもジャパン・ボウル大会は実施されている。


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