経産省・新着情報

2023年9月4日

現在、グリーンイノベーション基金事業「製鉄プロセスにおける水素活用」プロジェクトを加速させるため、研究開発・社会実装計画の改定について意見募集を行っています。ここでは、意見募集と並行して、改定後の研究開発・社会実装計画に基づく研究開発の実施可能性調査を実施いたします。

1.概要

我が国鉄鋼業は、日本経済・地域経済の基幹産業として高い競争力を有する生産体制を構築している一方で、製造過程でCO₂を多く排出することが課題となっており、実際、産業部門全体の40%ものCO₂を排出しています。
鉄鋼業におけるカーボンニュートラル実現のためには、原料や還元剤において化石燃料から脱却するという、製鉄プロセスそのものの抜本的な転換が求められており、グリーンイノベーション基金において、「製鉄プロセスにおける水素活用」プロジェクトを立ち上げ、2040年半ばの社会実装を目指しているところです。
近年、世界各国で水素還元製鉄等の脱炭素化に向けた革新的な技術開発が進められている中、既に推進しているプロジェクトを加速、深化するべく、「製鉄プロセスにおける水素活用」プロジェクトに関する研究開発・社会実装計画を改定することを検討しております。
改定後の研究開発・社会実装計画に基づく研究開発の実施にあたり、研究開発項目1-②、2-①及び2-②の次回ステージゲート後の実証機建設以降の取り組みの部分については、本調査において、既存プロジェクトに取り組む実施者以外の事業者による実施可能性も確認の上、公募の必要性を検討いたします。研究開発・社会実装計画(改定案)、実施可能性調査実施要領、事業要件案に記載する内容・条件において、的確な事業遂行が可能であり、かつ、事業実施者を改めて公募した場合、参加する意思を有する方は、提出先までご登録をお願いいたします。

2.実施期間

令和5年9月4日から令和5年10月3日

3.関連資料

「研究開発・社会実装計画(改定案)」は、こちらからご参照ください。

関連資料

担当

製造局 金属課長 松野
担当者:富永、中野
電話:03-3501-1511(内線 3661)
メール:bzl-kinzokupublic★meti.go.jp
※ [★]を[@]に置き換えてください。

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