外務省・新着情報
令和5年9月5日
現地時間9月5日午後8時15分（日本時間9月6日午前2時15分）、エジプト・アラブ共和国の首都カイロにて、初となる「中東に関する日本・エジプト・ヨルダン三者閣僚級協議」が開催されたところ、概要は以下のとおりです（共同声明（中東に関する日本・エジプト・ヨルダン三者閣僚級協議共同声明）（英語）（PDF）
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- 日本からは、林芳正外務大臣、エジプトからはサーメハ・シュクリ・エジプト・アラブ共和国外務大臣（H.E. Mr. Sameh Shoukry, Minister of Foreign Affairs of the Arab Republic of Egypt）、ヨルダンからはアイマン・サファディ・ヨルダン・ハシェミット王国副首相兼外務・移民大臣（H.E. Mr. Ayman Al Safadi, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs and Expatriates of the Hashemite Kingdom of Jordan）が出席しました。
- 3か国外相は、中東地域における平和と繁栄の実現に向けた、パレスチナ、レバノン及びイラクにおける日本・エジプト・ヨルダン三者間での地域横断的な取組につき確認し、協力の裾野を更なる国や分野に拡大していくことで一致しました。
- また、3か国外相は、中東和平問題を含む地域情勢について、とりわけ、財政難に直面する国連パレスチナ難民救済事業機関（UNRWA）がパレスチナ難民支援及び地域の安定化に果たす不可欠な役割を強調し、国際社会に対し、UNRWAへの拠出を通じて支援を強化するよう呼びかけました。
（参考）中東に関する日本・エジプト・ヨルダン三者協議
2021年8月、茂木外務大臣（当時）のエジプト及びヨルダン訪問時に3か国間で協議を実施することで合意したもの。これまで2022年3月及び9月に局長級協議を2度開催し、地域情勢について意見交換を行い、中東地域の平和と安定に貢献するための三者間での経済協力案件について協議を行ってきた。