岸田裕子総理夫人動静（9月6日（水曜日））

　岸田裕子総理夫人は、イリアナ・ジョコ・ウィドド・インドネシア大統領夫人主催によるASEAN首脳会合公式配偶者プログラムに参加し、ジャカルタ首都特別州南東部に所在する教育・文化施設タマン・ミニ（Taman Mini Indonesia Indah）を訪問しました。岸田総理夫人は、各国首脳夫人と共にイリアナ大統領夫人からの説明を受けながら、子どもたちによる寸劇を鑑賞したり、インドネシアの伝統舞踊や伝統工芸のワークショップなどを見学したりして、インドネシアの各地域における多様性を体験しました。また、インドネシア国内の伝統的建築物や地域芸術の展示を通じてインドネシアの文化の豊かさに触れながら、交流を深めました。

　岸田総理夫人は、インドネシア国内で芸術・文化、ビジネス、学術、教育などの分野で活躍し、日インドネシア間の友好・親善や交流に携わる5名の邦人女性と意見交換を行いました。意見交換では、各分野における日インドネシア間の交流や、インドネシアにおける女性の活躍等が話題に上りました。
　冒頭、岸田総理夫人から、今回のジャカルタ訪問の目的と初めて訪問された印象が述べられ、出席者に対して、言語や文化の違う外国で活動してきたこれまでの労をねぎらう言葉が述べられました。
　続いて、出席者から、懇談の機会が設けられたことへの謝意が表明されるとともに、インドネシアにおける日本語教育の推進活動や、インドネシアの若者との文化交流等それぞれの活動内容について説明を受けました。
　その後、岸田総理夫人と参加者との間で、日本とインドネシアの類似点や差異、これからの社会における女性活躍の姿等、幅広い話題についてやり取りが行われました。参加者からは、今後も性別や国籍に関わらず、一人一人が輝ける包括的な社会の形成や日本とインドネシアの友好関係の発展に貢献したいとの発言がありました。
　岸田総理夫人からは、出席者の日インドネシアの友好関係強化に寄与する活動に敬意を表するとともに、これからも日本とインドネシアの架け橋になるような活動を続けてほしいと述べました。

　岸田総理夫人は、岸田総理と共に、ジョコ・ウィドド大統領夫妻主催の歓迎夕食会に出席しました。夕食会においては、ジョコ大統領夫妻のほか、他国の首脳の配偶者等と歓談し、交流を深めました。