外務省・新着情報
令和5年9月7日
現地時間9月7日午後12時30分（日本時間同日午後6時30分）から約20分間、日・GCC外相会合等出席のためサウジアラビア王国を訪問中の林芳正外務大臣は、アブドゥルラティーフ・ビン・ラーシド・アル・ザヤーニ・バーレーン王国外務大臣（H.E. Dr. Abdullatif bin Rashid Al Zayani, Minister of Foreign Affairs of the Kingdom of Bahrain）と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、林大臣から、昨年、外交関係樹立50周年を迎えた日・バーレーン関係は、これまで幅広い分野で順調に発展してきており、包括的パートナーシップの下、二国間関係を発展させたい旨述べました。これに対し、ザヤーニ大臣から、両国は、長年にわたり友好的な関係にあり、様々な分野において二国間関係を一層強化するため、林大臣と引き続き協力していきたい旨述べました。
- 林大臣から、昨年署名された日・バーレーン投資協定が9月6日に発効したことは大変喜ばしい旨述べました。両大臣は、このモメンタムを活かし、進出企業の自由で安定した企業活動を確保し、経済・ビジネス面でも両国の関係をより一層推進していくことで一致しました。
- 林大臣から、今般開始したALPS処理水の海洋放出に関し、IAEAの包括報告書における評価にも言及しつつ日本の立場を説明し、ザヤーニ大臣は、日本が国際的な基準を遵守して実施していくことを信頼している旨述べました。
- 両大臣は、イスラエル・パレスチナ情勢を始めとする中東地域及び国際情勢について意見交換を行い、引き続き連携していくことで一致しました。