外務省・新着情報
令和5年9月9日
日・サウジアラビア首脳間の懇談（写真提供：内閣広報室）現地時間9月9日午後18時08分（日本時間同日午後21時38分）から約15分間、G20ニューデリー・サミットに出席のためインド共和国を訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、ムハンマド・ビン・サルマン・サウジアラビア王国皇太子兼首相（H.R.H. Prince Mohammed bin Salman bin Abdulaziz Al-Saud, Crown Prince and Prime Minister of the Kingdom of Saudi Arabia）と懇談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 岸田総理大臣から、7月のサウジアラビア訪問時の温かいおもてなしに改めて謝意を伝えた上で、双方で一致した「ライトハウス・イニシアティブ」の下での協力を含めて、双方が一致した協力の具体化を急ぎたく、早速林外務大臣を貴国に派遣した、また、サウジアラビアによる長年の原油の安定供給に感謝しており、更なる増産を含め、引き続き世界の原油市場の安定化を主導する役割を期待したい旨述べました。
- これに対し、ムハンマド皇太子兼首相から、先般の岸田総理大臣のサウジアラビア訪問に際して、実り豊かな意見交換が行えたことを嬉しく思っており、その成果を踏まえ、様々な分野での協力を強化したい、また、サウジアラビアとして原油生産能力の増強を含めて、世界の原油需要に応えていく旨述べました。