外務省・新着情報
令和5年9月9日
現地時間9月9日、ウクライナ訪問中の林芳正外務大臣は、我が国のODA事業により、国際協力機構（JICA）を通じてウクライナ非常事態庁（SESU）に供与されるクレーン付きトラック24台の供与式に出席したところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、林大臣から、ウクライナにおける地雷や不発弾の処理は、住民の安心・安全の確保に不可欠であるのみならず、生活、農業、産業の再建にも欠くことができない、日本はカンボジアをはじめ各地の地雷除去に長年協力してきた経験・知見も活用し、ウクライナの地雷除去に積極的に協力していく、ウクライナの復旧・復興に向けて今回の支援が重要な役割を果たすことを期待する旨述べました。
- その後、イーホル・クリメンコ・ウクライナ内相（H.E. Mr.Ihor KLYMENKO, Minister for Internal Affairs of Ukraine）及びヴォロディミル・デムチューク・ウクライナ非常事態庁長官代行（Mr. Volodymyr DEMCHUK, Acting Head of State Emergency Service of Ukraine）から、今回のクレーン付トラックの供与をはじめとするこれまでの日本によるウクライナ支援に深く感謝する旨発言があり、供与機材の視察、ウクライナの地雷・不発弾対策の概要説明等が行われました。