外務省・新着情報

令和5年9月11日

 9月9日及び10日、東京都横田飛行場内のヨコタ・ハイスクールにて「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」(Student Educational Exchange and Dialogue (SEED) project)の今年度の事業が開催されたところ、概要は以下のとおりです。

演台に立ち、開会挨拶を行う、ラダン第374空輸航空団司令官の様子 開会挨拶を行うラダン第374空輸航空団司令官
グループに分かれ、オリジナルのご当地キャラクターを考え、プレゼンテーションの準備を行う、日米の学生たちの様子 交流の様子

1 「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」の狙い

 在日米軍施設・区域が所在する地域において、地元の日本人の中高生と在日米軍関係者の子息である米国人の中高生が、文化・教育交流を通じて相互理解を深めるとともに、国際社会で活躍する人材を育成することを目的としています。 今般開催された横田飛行場での事業では、「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」等をテーマに、日米の中高生28名が交流しました。

2 概要

(1)学生によるプレゼンテーション

(ア)1日目:9月9日(土曜日)

 学生たちは、グループに分かれ、「日米文化交流」をテーマに自国の文化を紹介し合い、英語及び日本語でプレゼンテーションを行いました。

(イ)2日目:9月10日(日曜日)

 学生たちは、「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」をテーマに様々なアイディアを出し合い、地元を広報するためのオリジナルのご当地キャラクターを考え、英語及び日本語で寸劇によるプレゼンテーションを行いました。

演台に立ち、閉会挨拶を行う、橋本羽村市長の様子 閉会挨拶を行う橋本羽村市長
 演台に立ち、閉会挨拶を行う、ラウル在日米軍副司令官の様子 閉会挨拶を行うラウル在日米軍副司令官

(2)閉会式(表彰式及び修了式)(2日目:9月10日)

 日本側から、橋本弘山羽村市長(周辺自治体5市1町代表)、杉浦雅俊外務省北米局日米地位協定室室長等が、米側からジョージ・B・ラウル在日米軍副司令官等が出席し、参加者全員の2日間の健闘を称え、挨拶を行いました。 

修了証を掲げ、ファーガソン教育長の両サイドに立つ、日米の中高生の様子 修了証を授与するファーガソン教育長
日米学生たち、および本プロジェクト関係者による、集合写真 記念撮影

3 参加した日米学生の感想(一部紹介)

  • 自分の言語ではない言葉で相手に何か伝えるのは難しかったけれど、日常の中で使うことはない、学校で学んでいる英語がどう実際に役立っていくのか感じました。(日本側の参加者)
  • このイベントでは、日本の方々やその文化に関する関心が高まり、とても有意義なものとなりました。ユニークなイベントで、とても楽しかったです。(米側の参加者)
(参考1)本事業の英語名称

 本事業を通じて更なる日米交流が開花するきっかけとなる「種」を与えられるようにとの思いから、本年度から本事業の英語の名称をSEED(Student Educational Exchange and Dialogue)とした。

(参考2)実施形態

  • 共催:外務省、米国防省教育部(Department of Defense Education Activity: DoDEA
  • 開催協力:周辺自治体(立川市、昭島市、福生市、武蔵村山市、羽村市、瑞穂町)、横田飛行場

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