外務省・新着情報

令和5年9月19日

 9月19日(現地時間18日)、米国(ニューヨーク)に出張中の鯰博行アジア大洋州局長は、ソン・キム米国北朝鮮担当特別代表及び金健(キム・ゴン)韓国外交部朝鮮半島平和交渉本部長との間で北朝鮮に関する日米韓電話協議を実施しました。

  1. 三者は、今般の露朝首脳会談を含め、現下の北朝鮮情勢について意見交換を行いました。露朝首脳会談については、その後の露朝間の協力が、北朝鮮との間の武器及び関連物資の移転等を全面的に禁止している関連安保理決議違反につながる可能性があるとともに、インド太平洋地域の平和と安全に悪影響を及ぼすおそれがあるとして、懸念を共有しました。また、ロシアによるウクライナ侵略の観点からも関連する動向を懸念を持って注視することで一致しました。
  2. その上で、国連安保理決議の完全な履行を含む北朝鮮への対応や、ロシアによるウクライナ侵略への対応において、先月のキャンプ・デービッドにおける日米韓首脳会合での成果も踏まえ、引き続き、日米、日韓、日米韓で緊密に連携することを再確認しました。

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