環境省・新着情報
侵略的外来種に関する国際ウェビナーの開催について
参加を御希望の方は、事前の申込みをお願いします。
背景・開催趣旨等
国境を越えた侵略的外来種の意図的・非意図的な移動の増加による負の影響が深刻化する中で、この課題に対処するための国際協力強化、そして侵略的外来種の移動等に関わる様々な主体の参加が必要とされています。2022年12月に採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」においても、侵略的外来種に関する目標(ターゲット6)が掲げられ、2023年9月には、IPBES「侵略的外来種とその管理に関するテーマ別評価報告書」の政策決定者向け要約が承認されたところです。
また、2023年4月に札幌で開催されたG7気候・エネルギー・環境大臣会合において、侵略的外来種に関するG7ワークショップを開催し、国・地域レベルでの情報共有、技術開発、民間参画を含む必要な措置を議論することが合意されました。更に同年5月のG7広島サミットの成果文書にも、侵略的外来種対策のための国際協力を推進することが明記されました。
本ウェビナーは、G7議長国日本が主導するイニシアティブとして、侵略的外来種に関する最近の国際的な動向を踏まえて開催するものであり、IPBES侵略的外来種評価報告書の主要メッセージを始めとした関係機関からの国際的な最新情報の共有や、各国での取組状況の紹介等が予定されています。また、パネルディスカッションでは、登壇者により、侵略的外来種に関する国際連携強化に向けて必要な行動について、議論が行われます。
表題
~「昆明・モントリオール生物多様性枠組」ターゲット6の達成に向けて「IPBES侵略的外来種評価報告書」を基に行動する~
日時
開催形式
参加費
使用言語
プログラム(予定)
(2) 趣旨説明(日本環境省)
(3) 関係機関からの講演【敬称略】
①「IPBES侵略的外来種評価報告書の主要メッセージ」
IPBES侵略的外来種に関するテーマ別評価 共同議長(以下の三名)
チリ コンセプシオン大学 教授 アニバル・ポーチャード
英国 生態学・水文学センター 教授 ヘレン・ロイ
カナダ オンタリオ工科大学 教授 ピーター・ストゥート
②「生物多様性条約における議論について」
生物多様性条約(CBD)事務局
侵略的外来種担当官 マリアネラ・アラヤ・ケサーダ
③「IUCNによる侵略的外来種に関する取組について」
国際自然保護連合(IUCN)
侵略的外来種担当官 ケビン・スミス
(4)関係各国及びその関係機関からの報告
①「TNFDの推奨事項、ガイダンス及びメトリクスについて」
自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)
上席技術主任 ローラ・クレベイ
②「ASEANの侵略的外来種管理に関する行動計画」
ASEAN生物多様性センター
開発と実行プログラム局長 クラリサ・C・アリダ
③「日本の外来種対策の進展について」
国立研究開発法人 国立環境研究所
生物多様性領域生態リスク評価・対策研究室長 五箇 公一
④「侵略的外来種の効果的な管理への挑戦」
イタリア環境保護研究所 野生生物事業長 ピエロ・ジェノベジ
(5)パネルディスカッション
テーマ:G7による侵略的外来種に関する推奨事項案について
パネリスト:(3)及び(4)の登壇者
ファシリテーター:日本国環境省
(6)閉会挨拶
参加申込先
申込みいただいた方には、ウェビナーの事務局(※)から、2023年10月4日(水)17:00までに参加用URLを電子メールにてお知らせします。
(※)侵略的外来種に関する国際ウェビナー事務局
株式会社コンベンションリンケージ
(環境省事業「令和5年度 侵略的外来種に関する国際会議等開催支援業務」請負業者)
・申込〆切:2023年10月2日(月)17:00
・申込フォームURL
https://sites.net-convention.com/for/ias2023/reg.html
※株式会社コンベンションリンケージ ウェブページ内
■ 留意事項
・ウェビナーへの参加は事前申込みをいただいた方に限ります。オンラインによる同時配信及び音声出力ラインの提供は行いません。後日、環境省公式YouTubeに動画を掲載するとともに、結果概要を外来生物対策室ウェブページに掲載します。
環境省公式YouTube】
https://www.youtube.com/user/kankyosho
【環境省 外来生物対策室ウェブページ】
https://www.env.go.jp/nature/intro/4document/data/inter-conf.html
連絡先
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8344
- 室長
- 松本英昭
- 室長補佐
- 藤田道男
- 室長補佐
- 松﨑花
- 専門官
- 末永珠佑