外務省・新着情報

令和5年9月19日
ワーリー国連薬物・犯罪事務所(UNODC)事務局長と握手する上川外務大臣
上川外務大臣とワーリー国連薬物・犯罪事務所(UNODC)事務局長との会談

 現地時間9月19日午前10時45分(日本時間同日午後11時45分)から約15分間、国連総会出席のために米国・ニューヨークを訪問中の上川陽子外務大臣は、ガーダ・ファトヒー・ワーリー国連薬物・犯罪事務所(UNODC)事務局長(Ms. Ghada Fathi Waly, Executive Director of the United Nations Office on Drugs and Crime)との間で会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣から、本年7月のG7司法大臣会合の際に続き、再びワーリー事務局長にお会いでき嬉しく思う旨述べ、また、今後は外務大臣として、UNODC及びワーリー事務局長との連携を更に強化していきたい旨述べました。
  2. さらに、上川大臣は、法の支配の推進を任務とするUNODCの役割は重要性を増しており、我が国としても引き続きUNODCと連携し、新興国及び途上国における将来世代への投資を通じた支援等に取り組んでいきたい旨述べました。
  3. これに対して、ワーリー事務局長は、上川大臣の就任に祝意を表した上で今後とも主要ドナー国である日本と緊密に連携し、戦略的パートナーシップを一層強化していきたい旨述べました。
(参考)国連薬物・犯罪事務所(UNODC)

 1997年に「国連薬物統制計画」と「犯罪防止刑事司法計画」が統合され設立。本部はウィーン。違法薬物及び犯罪に関する調査・分析、犯罪や麻薬関連条約の締結・実施と国内法整備支援、組織犯罪・テロ対策能力向上のための技術協力を実施。


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