外務省・新着情報
令和5年9月19日
現地時間9月19日午後3時（日本時間9月20日午前4時）から約30分間、国連総会出席のため米国・ニューヨークを訪問中の上川陽子外務大臣は、デニス・フランシス国連総会議長（H.E. Mr. Dennis Francis, President of the 78th session of the United Nations General Assembly）と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、上川大臣より、フランシス議長の国連総会議長就任への祝意とともに、第78会期での同議長のリーダーシップに期待する旨述べたのに対し、フランシス議長から、上川大臣の大臣就任及び国連総会出席を歓迎する旨述べました。
- 上川大臣より、国際社会が歴史の転換点にある中、国連総会の役割はますます重要になっており、SDGサミットや明年の未来サミットを国際協力に向けた重要な機会としたい旨述べました。また、上川大臣より、法の支配と多国間主義に基づく協力を強化したく、安保理改革を含む国連全体の機能強化が必要である旨強調し、総会及び総会議長の役割と権威の強化を後押しする旨述べたのに対し、フランシス議長からは、国連改革への決意が述べられました。
- 双方は、国際社会が未曽有の試練に直面する中、国際社会が結束し、多国間主義に基づく協調に向けた世界を築けるよう、明年の未来サミットに向けて連携を図っていくことで一致しました。