外務省・新着情報

令和5年9月19日
演台に立ち、スピーチを行う、岸田総理の様子(遠写) SDGサミット2023に出席する岸田総理(写真提供:内閣広報室)
演台に立ち、スピーチを行う、岸田総理の様子(接写) SDGサミット2023に出席する岸田総理(写真提供:内閣広報室)

 現地時間9月19日午後3時(日本時間20日午前4時)、国連において開催中の「SDGサミット2023」に岸田文雄内閣総理大臣が出席し、スピーチを行ったところ、概要は以下のとおりです。
 なお、同サミットは、SDGsの実施の促進等のため、国連総会の下で四年に一度開催されてきています。本年は18日・19日の日程で実施され、岸田総理は19日の「団結と連帯」をテーマとする会合に出席しました。

  1. 岸田総理大臣からは、国際社会が様々な困難に直面する今こそ「誰一人取り残さない」というSDGsの原点に立ち返るべきであること、日本が一貫して主張してきた「人間の安全保障」こそが「人間の尊厳」に基づくSDGs達成の鍵であることを改めて強調しつつ、我が国として国際社会のSDGs達成に向けた取組を力強く牽引し、その先の未来を切り開いていくとの決意を明確に示しました。
  2. また、岸田総理大臣からは、現在、最も大きな困難に直面する低所得国・脆弱国を国際社会全体で支えていくべきであり、そのために開発資金ギャップの問題に国際社会全体で取り組んでいくことの重要性を強調しました。その上で、民間アクターとの連携や「人への投資」等の我が国の取組を説明しつつ、国際社会全体の行動を呼びかけました。
  3. 岸田総理大臣は、日本においても自分自身がSDGs推進本部長として多様な取組を力強く牽引していることを紹介し、引き続き、国内外の様々なアクターの叡智を結集しつつ、SDGsの達成に引き続き取り組んでいくとの決意を述べました。

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