外務省・新着情報

令和5年9月20日
モトリー・バルバドス首相と写真撮影する上川外務大臣
上川外務大臣とモトリー・バルバドス首相との会談の様子

 現地時間9月20日午後3時30分(日本時間21日午前4時30分)から約30分、国連総会出席のため米国・ニューヨークを訪問中の上川陽子外務大臣は、ミア・モトリー・バルバドス首相(The Hon. Mia Amor MOTTLEY, Prime Minister of Barbados)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣から、バルバドスは基本的価値や原則を共有する重要なパートナーであり、モトリー首相が開発資金をめぐる議論を力強くリードしていることを賞賛するとともに、小島嶼国の脆弱性克服に取り組む長年のパートナーとして、引き続き議論に貢献していきたい旨述べました。これに対し、モトリー首相から、上川大臣の就任に祝意を表するとともに、気候変動や開発資金をめぐる議論において、 引き続き日本の役割に期待している旨述べました。
  2. また、上川大臣から、ALPS処理水の海洋放出に関し、モトリー首相から示された日本の取組への理解に謝意を示しつつ、引き続き国際的な基準を遵守して実施していくという日本の立場について説明しました。モトリー首相からは、日本の立場に強い支持が示されました。
  3. 上川大臣から、ロシアによるウクライナ侵略等、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序に対して生じている挑戦について、一致団結した対応が不可欠である旨述べました。これに対し、モトリー首相から、日本の立場に理解を示すとともに、国際社会において日本が一層重要な役割を果たすことを期待する旨述べました。

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