外務省・新着情報

令和5年9月20日
向かい合い、握手を交わす、両外相の様子
テーブルにつき、会談を行う、両外相の様子

 現地時間9月20日午後6時05分(日本時間21日午前7時05分)から約25分間、国連総会出席のため米国・ニューヨークを訪問中の上川陽子外務大臣は、ドミトロ・クレーバ・ウクライナ外務大臣(H.E. Mr. Dmytro KULEBA, Minister for Foreign Affairs of Ukraine)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣から、大臣就任以前から、ロシアによるウクライナ侵略を巡る状況は関心を持ってフォローし、ウクライナ支援に積極的に取り組んできている、一日も早くウクライナにおいて公正かつ永続的な平和が実現するよう緊密に連携していきたい旨述べました。これを受け、クレーバ外相から、大臣就任の祝辞と共に、今後協力していくことを楽しみにしている旨述べました。
  2. 上川大臣から、18日にはG7外相会合を開催しG7としての力強いメッセージを再び発信した、ゼレンスキー大統領の平和フォーミュラに関し、多くの国々、特にインド太平洋の国々の参画を得られるよう協力していきたい旨述べました。クレーバ外相からは、平和フォーミュラの取組や「ウクライナ支援に関する共同宣言」に基づく二国間協議の開始について、日本のこれまでの取組に謝意が示されました。
  3. 上川大臣から、ロシアが民間人や民間施設に対するミサイル及びドローン攻撃を継続していることを改めて強く非難する、昨年、日本は、自分のイニシアティブで有志議員と共に供与したものを含め、ウクライナに1,500台以上の発電機を供与した、9月中に供与予定の大型変圧施設2基を含め、引き続きこの分野での支援を全力で進めていく旨述べました。これに対し、クレーバ外相から、日本のこれまでの支援に対して深い謝意が表明されました。

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