外務省・新着情報

令和5年9月21日
会談を前に、パク・チン外交部長官と握手する上川外務大臣

 現地時間9月21日午前7時(日本時間同日午後8時)から約60分間、国連総会出席のため米国・ニューヨークを訪問中の上川陽子外務大臣は、朴振(パク・チン)韓国外交部長官と日韓外相会談を朝食会形式で行いました。

  1. 冒頭、朴長官から、上川大臣の外務大臣就任について祝意の表明がありました。
  2. 上川大臣から、日韓両国がパートナーとして力を合わせて新しい時代を切り拓き、関係改善を両国国民が実感できるようにするため、外相間でしっかりと意思疎通して共に取り組みたい旨述べました。
  3. 日韓中プロセスについて、上川大臣から、議長国である韓国の取組を引き続き支持する考えを表明し、両外相は、引き続き緊密に連携していくこととしました。
  4. 両外相は、インド太平洋地域の情勢についても意見を交わしました。両外相は、今般の露朝首脳会談を含め、現下の北朝鮮情勢について意見交換を行い、北朝鮮が前例のない頻度と新たな態様で弾道ミサイルの発射を繰り返していることについて深刻な懸念を共有しました。また、上川大臣から、北朝鮮による拉致問題の即時解決に向けた韓国政府の一貫した支持に謝意を表明するとともに、韓国政府と引き続きよく連携したい旨述べました。
  5. 両外相は、日韓関係を更に進展させるべく、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。

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