外務省・新着情報
令和5年9月21日
現地時間9月21日午後2時00分（日本時間22日午前3時00分）から約20分間、国連総会出席のため米国ニューヨーク市を訪問中の上川陽子外務大臣は、メラニー・ジョリー・カナダ外務大臣（The Honourable Mélanie Joly, Minister of Foreign Affairs of Canada）と日加外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、上川大臣から、ジョリー外相と良い関係を築き、G7での協力や「自由で開かれたインド太平洋（FOIP）」の実現に向け、共に日加関係を一層強化していきたい旨述べました。これに対して、ジョリー外相から、上川大臣の就任に対して祝意を述べ、世界の様々な諸課題に対し、共に連携していきたい旨述べました。また上川大臣から、今夏カナダで発生した大規模な山火事による被害に関しお見舞いを伝えました。
- 両外相は、国際情勢一般について引き続き連携していくことで一致しました。また、ジョリー外相から、ALPS処理水の海洋放出に関する日本の立場について理解が表明されました。
- 両外相は、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定（CPTPP）について、戦略的な観点も踏まえて率直な議論を行い、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。