外務省・新着情報

令和5年9月21日
グテーレス事務総長と握手しながら記念撮影をする上川外務大臣

 現地時間9月21日午後3時50分(日本時間9月22日午前4時50分)から約15分間、国連総会出席のため米国・ニューヨークを訪問中の上川陽子外務大臣は、グテーレス国連事務総長(H.E. Mr. António Manuel de Oliveira Guterres, Secretary-General of the United Nations)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣より、グテーレス事務総長との久しぶりの再会に触れ、また、グテーレス事務総長から、日本の国連に対する貢献への謝意と共に、上川大臣の外務大臣就任及び国連総会出席を歓迎する旨述べました。
  2. 続いて、上川大臣より、国際社会が歴史の転換点にある中、国連を強化し、「人間の尊厳」に焦点を当てる必要性について述べました。また、国連改革、平和構築委員会(PBC)や、女性・平和・安全保障(WPS)の推進に関する日本の立場や、ALPS処理水の海洋放出について説明しました。これに対し、グテーレス事務総長からは、日本の軍縮分野でのリーダーシップに謝意を述べるとともに、日本の取組や立場への理解が述べられました。
  3. 双方は、多国間主義が挑戦を受ける中、来年の未来サミットを含め、緊密に連携していくことで一致しました。

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