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2023年10月6日

10月5日(木曜日)に産業技術総合研究所の主催により、第5回RD20(Research and Development 20 for Clean Energy Technologies)リーダーズセッションが福島県郡山市で開催されました。国内を含めた19カ国・地域を代表するクリーンエネルギー技術の研究機関のリーダーが参加し、脱炭素化に向けたイノベーション創出に向けて、研究機関同士による国際連携の更なる強化のためのRD20の通年の活動状況や今後の活動拡大について議論しました。

会議の概要

RD20(Research and Development 20 for Clean Energy Technologies)は、2019年に日本主導により立ち上げられた国際会議です。同会議では、クリーンエネルギー技術に関するG20 各研究機関のトップが集まり、国際連携を通じた研究開発の促進により、脱炭素社会の実現を目指すこととしています。第5回RD20では、10月4日(水曜日)にテクニカルセッション、5日(木曜日)にリーダーズセッションが開催されました。
10月5日の第5回RD20リーダーズセッションは、グリーントランスフォーメーション(GX)の実現を目指し、エネルギー・環境関連の国際会議を集中的に開催する「東京GXウィーク」の取組の一環として開催されました。
岩田経済産業副大臣は、本会合の冒頭挨拶を行い、日本のGX実現に向けた法整備、GX推進のためのファイナンスなどの推進策を概説するとともに、RD20での国際連携の強化により引き続き地球環境問題対応への貢献の期待などを述べました。
その後、議長である産業技術総合研究所の石村理事長の下、国内を含めた19カ国・地域の22研究機関のリーダーが議論に参加しました。前回の第4回RD20で採択されたリーダーズレコメンデーションに基づき実施された若手の育成を国際的に推進するサマースクール、水素の大量導入に必要な技や制度を議論する国際ワークショップなどの実績報告があり、次年度の推奨活動等に関し、議論が行われました。RD20研究者交換プログラムの創設などの議論の成果は、リーダーズレコメンデーションとして採択されました。

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担当

産業技術環境局 国際室長 井上
担当者:細沼、鈴木
電話:03-3501-1511(内線 3357)
メール:bzl-s-sangi-kokusai★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。

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