プレスリリース

宮下農林水産大臣の海外出張の結果概要について（マレーシア）（10月6日）

マレーシア訪問中の宮下農林水産大臣は、10月6日（金曜日）、ASEAN＋3農林大臣会合に出席するとともに、要人との会談を行いました。

1.ASEAN＋3農林大臣会合

概要
本日6日（金曜日）、ASEAN＋3農林大臣会合が開催され、我が国から宮下農林水産大臣が出席しました。今回の会合では、ASEAN＋3の枠組みでの農業分野の協力の方向性等について議論が行われ、ASEAN諸国から日本の協力に感謝し、これを支持する旨の発言がなされました。

出席国(オンラインを含む)
ASEAN諸国（ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム）、東ティモール（オブザーバー）、日本、中国及び韓国

我が国の発言のポイント
新型コロナウイルス感染症のまん延や気候変動により自然災害が頻発する中でも、食料安全保障を確保するため、我が国はAPTERR（アプター：ASEAN＋3緊急米備蓄）、AFSIS（アフシス：ASEAN食料安全保障情報システム）等を通じてASEAN諸国を引き続き支援することを表明しました。
また、ALPS処理水の海洋放出が安全性に万全を期した上で実施されていること及び科学的根拠に基づき高い透明性をもって国際社会に説明する旨を発言しました。

     

2.要人との会談

パンガニーバン・フィリピン農業省上級次官と会談し、日ASEANみどり協力プランの推進等について意見交換したほか、日本産水産物の安全性について説明を行いました。