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2023年10月28日

10月28日(土曜日)、29日(日曜日)に大阪・堺で開催されたG7貿易大臣会合に先立ち、10月27日(金曜日)に日本-ケニア ビジネス・ラウンドテーブルが開催されました。アウトリーチ招待国であるケニアより、レベッカ・ミアノ投資・貿易・産業長官が来日し、同ビジネス・ラウンドテーブルに参加しました。

1.日-ケニア ビジネス・ラウンドテーブルの概要

ケニアはインド洋に面し、サブサハラ諸国へのアクセスが良いという地理的優位性から、アフリカ進出のゲートウェイとして注目されています。G7貿易大臣会合出席のため、ミアノ長官が訪日した機会を捉え、日本-ケニア ビジネス・ラウンドテーブルを開催しました。本ラウンドテーブルでは既進出の日本企業にパネリストとして登壇頂き、これからケニア進出を検討している日本企業及びミアノ長官に、ケニアで幅広く活躍する日本企業のビジネスの実態と、ケニアのビジネスポテンシャルの評価及び今後期待している分野等について、ご紹介頂きました。

2.ミアノ・ケニア・貿易・産業長官の基調講演等

ミアノ長官は、基調講演を行い、ケニアのビジネス環境は整っており、またマルチやバイの貿易協定を複数締結しており、また米国やEU等との間で貿易に関する特恵待遇の枠組みがある旨を紹介しました。加えて、日本企業がケニアで関心を持つ具体的分野について、自動車、再生可能エネルギーやカーボンニュートラルの取組、グリーン水素などを例に挙げました。同長官は、ケニア投資・貿易・産業省はビジネスの成長を後押しする日本企業のパートナーである旨述べました。
また、エルセビウス・ムクワナ同省産業担当次官及びアルフレド・コンブドゥ貿易担当次官より、ケニアの投資環境の魅力や、輸出入に関する優位性が紹介されました。

3.吉田経済産業大臣政務官の出席

同ビジネス・ラウンドテーブルには、日本代表として吉田経済産業大臣政務官が出席しました。吉田政務官は、ラウンドテーブル開催に先立ち、産業人材育成の重要性や、ケニアに関連する日本企業の取組について、ミアノ長官と意見交換を行いました。また、ラウンドテーブル中の挨拶において、吉田政務官は、ケニアは日本にとって重要な経済パートナーであり、日本企業からの注目が高い旨説明し、ミアノ長官の指導のもと、今後一層の投資環境整備が進展することへの期待を述べました。 
 


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