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プレスリリース

農薬の公表文献に関する情報募集の仕組みの開始について

令和5年11月1日
農林水産省

農薬の再評価では、農薬の登録に必要な各種試験成績に加え、公表文献を用いて評価を行うこととしております。今般、リスク評価機関等での審議に活用する公表文献の網羅性を更に高める観点から、既に農林水産省が確認した公表文献に関する報告書に掲載されている情報の他に、公表文献に関する情報を農林水産省HPで募集する仕組みを設けることとしました。

公表文献に関する情報募集について

農薬の安全性をより一層向上させるため、平成30年の農薬取締法(昭和23年法律第82号)改正において、既に登録されているすべての農薬について、最新の科学的知見に基づき、安全性等の再評価を定期的に行う仕組みを導入したところです。

これら農薬の再評価では、農薬の登録に必要な各種試験成績に加え、公表文献を用いて評価を行うこととしております。農林水産省は、農薬登録を受けた者から提出された公表文献に関する報告書において公表文献が「公表文献の収集、選択等のためのガイドライン」(令和3年9月22日付け農業資材審議会農薬分科会決定、令和5年7月27日付け一部改正)に従って収集、選択等されているかを確認した上で、リスク評価機関等への送付の際に、公表文献に関する報告書を提供しています。

今般、リスク評価機関等で審議に活用する公表文献の網羅性を更に高める観点から、農林水産省が確認した公表文献に関する報告書に掲載されている情報の他に、公表文献に関する情報を募集する仕組みを設けることとしました。

今後、再評価に係る資料の提出があった農薬や新たに登録申請のあった農薬について、リスク評価機関等に諮問する前に、順次、情報募集を行うこととします。なお、既に再評価の諮問を行った農薬についても、順次、情報募集を行う予定です。

詳細につきましては、農林水産省ホームページ「公表文献に関する情報募集について」(https://www.maff.go.jp/j/nouyaku/saihyoka/kouhyoubunnken_jizen.html)を御覧ください。

お問合せ先

消費・安全局農産安全管理課農薬対策室

担当者:山原、河合、寺井
代表:03-3502-8111(内線4500)
ダイヤルイン:03-3501-3965


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